No7. ハート様(2004/1/14)
シンの部下であるKING四天王(スペード、ダイヤ、クラブ、ハート)のひとり。普段は温厚な性格だが、血を見ると凶暴に豹変。また、極度の肥満体で、肉体が衝撃を吸収するため、“拳法殺し”の異名を取る。戦ったケンシロウも、緒戦ではその特異体質に当惑するが、“北斗柔破斬”で肉をかき分けた後に秘孔を突くことに成功。最後は「ひでぶっ」の断末魔と共に死亡。
性格豹変の極端さと異様な体格により、初期登場人物の中では際立ってキャラが立っていた。また、断末魔「ひでぶ」の大人気により、その後の雑魚キャラの多くが独特の断末魔を口にするようになる。このように、ハート様は単なる雑魚敵の枠を超え、「北斗の拳」の“格闘ファンタジーギャグ漫画”路線を決定付けた重要人物と評価できる。実際、これほど多くのファンに「様」付けで呼ばれるキャラは他にはいない。私も最上級の敬意を込めて「様」をつけさせて頂く。しかも紹介文がユリアより長い。