No.24 リュウケン(2004/2/19)
北斗神拳先代伝承者。ラオウ、トキ、ジャギ、ケンシロウを養子に迎え、北斗神拳を伝授。一子相伝の掟に従い、伝承者をケンシロウに決定する。そんな掟に背き、北斗神拳を己の野望のために用いようとするラオウの拳を封じようとするが、あと1歩のところで病のために果たせず、逆にラオウに撲殺された。
拳士としては強力。老いてからもラオウを大いに苦しめたことからも、若い頃は相当の達人であったろう。さすが伝承者。ただ、養子を志願してきたラオウやトキをいきなり崖から突き落とすのは結構酷い。また、一説によると、彼のケンシロウへのえこひいきにより、ラオウやジャギが歪んだと言われるが、これは、ケンシロウの才能を大いに買ってのことと思えば、一応の筋は通っている。リュウケンに非があるとすれば、己の考え(ケンシロウの才能が他の兄弟に勝っていること)を弟子たちにきちんと説明しなかったことにあるのではないか。