No.41 黒王(2004/7/27)
馬。異様にデカイ、炎を恐れない(シュレンの一件)、乗り手が狙いを定めた人間を易々と踏み潰す、という、およそ馬離れした習性を持つ馬。
元はラオウの馬であるが、一時はジュウザがラオウから奪って所有。ラオウ死後はケンシロウの所有となるが、ケンシロウとリンを追って修羅の国に来たバットも乗りこなしていた。ラオウによると、黒王は真の漢にのみ背中を許す、ということだが、気に入らない人間の騎乗を拒む描写は見当たらないので、客観的な証拠は無いとも言える。
最期は、ケンシロウを載せたまま突然動かなくなった(死去か?)。天帝編以降は隻眼になっていたこともあり、馬なりに色々と苦労が絶えなかったのであろう。馬離れした習性は放射能による突然変異ということで納得しておこうか。