No.51 赤鯱(2004/8/18)
海賊の頭。後に登場する北斗琉拳の使い手シャチの父親。かつて修羅の国の名も無き修羅に部下を全滅させられ、息子のシャチを修羅の国に置き去りにしてしまう。リン救出のために修羅の国へ渡ろうとするケンシロウに手を貸す。実はラオウの部下でもあった(ふーん)。
ケンシロウvsカイオウの初戦で、カイオウが圧倒的優勢に立った際にタイミング良く部下を引き連れて現れ、カイオウに硫酸を浴びせてダメージを与える(そのときの台詞「固体は砕けるが液体は砕けねえ」の台詞が個人的に何故か気に入ってます)。しかし、深追いしすぎたため、カイオウの放った矢に胸を貫かれ、息子シャチの腕に抱かれながら死去。
登場時期は短いのだが、息子を思う良き父親として、一般人レベルの強さでありながら超一流拳士カイオウに一泡吹かせた策士として、印象に残るキャラである。殊にアニメ版での臨終シーンは演出に凝っていて、放映当時、思わずTVの前で落涙した記憶が残っている。