No.54 シャチ(2004/8/23)

 北斗琉拳の使い手。 父親の赤鯱率いる海賊が修羅の国の「名も無き修羅」に全滅させられた際、修羅の国に置き去りにされる。少女レイアと出会って恋に落ちるが、国の現状を憂い、北斗琉拳のジュウケイに弟子入りして琉拳を習得。絶対的な強者ケンシロウを3人の羅将と戦わせることによって体制転覆を狙う。最終的にその目論見は成功するのだが、シャチ自身はレイアの目の前で第1の羅将カイオウにボコボコにされた末、手足を引きちぎられて死去。恋人レイアに看取られての臨終シーンは感動モノ。

 ラオウ死後における屈指の美男キャラ。北斗の使い手としては明らかに弱い方に属するが、それ故に、策略家として、そして恋する男としての個性を与えられている。弱いとは言え、北斗琉拳未修得の時期に修羅を一人殺害している。きっと相当な格闘技の素質があるに違いない。

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